「てぶくろ」を絵本棚からひとつかみ!
おじいさんが森で落としてしまった片方のてぶくろ。
一番初めにねずみが住み始めますが、その後も通りかかる
動物達が「私も」「わしも」・・・と何とか入ろうとします。
ねずみやカエルまでは「どうなるんだろう?」と読み進みますが、
その後は「いや、あんたはでかすぎて無理!」と大人の固い
頭では否定してしまう動物達が(半ば無理やり)てぶくろに
入ろうとします。
さすがに後半のイノシシなどでは子供たちも「無理!」という
声をあげますが・・・さて、てぶくろはどうなってしまうのでしょう?
絵本ならではの不思議な世界観の中で進む短いストーリーに、
「えっ?」と思いながらも引き込まれる1冊です。
ウクライナ民話
定価:800円+消費税
まとめ:不思議な世界観が不思議なままで終わることが出来るのは
「絵本ならでは」です。オチや結末を要求することなく読むと
「なぜかほんわかする」ので、眠る前の読み聞かせなどに向いています。
親父満足度 8/10
母親満足度 9/10
小学生満足度 8/10
保育園児満足度 9/10
※あくまでも我が家での調査結果です(^_^)
※評価はfacebookページ「絵本棚からひとつかみ!」初掲載時のものです