「しまうまのしごとさがし」を絵本棚からひとつかみ!
しまうまのしごとさがし」を絵本棚からひとつかみ!
「どうしてしまうまさんにはシマシマがあるの?」
しまうまの子供は他の動物の子供達から決まってこの質問を受けます。
「どうしてだろう?何の役に立つんだろう?」とシマシマのことが
よく解らないしまうまの子供は、ある日家出をします。
「シマシマが目立ってはスパイになれないし・・・何の仕事に
向いているのだろう?」と自分に向いている仕事を探しに
大きな街へ・・・。
色々な仕事をする色々な動物に「あなたの仕事は?」
と聞いてまわります。
動物達は「あなたの好きなことは?」「とくいなことは?」
と質問を返してきますが、しまうまの子供は上手く答えられません。
仕事は見つけられませんでしたが、「シマシマ」への答えを
見つけて帰ってきたしまうまの子供。
仕事探しが自分探しにつながったしまうまの子供のところに
街で出会った洋服デザイナーのぎんぎつねさんからの荷物が・・・。
「まっしろの服、似合うね」
「おいしゃさんみたい」
と動物の子供たち。
続巻?(どうぶつびょういん)への含みを持たせてこの巻は終わります。
トビイ ルツ / PHP研究所
定価:1,100円+消費税
まとめ:小学校低学年向けの児童書(としては絵も多い)で、
個人の個性をしまうまのシマシマに例えてお話が進みます。
シマシマを学術的に解説しているわけでもなく、個性の
尊重を強く説いているわけでもありません。
個性への考え方や好きなことの見つけ方などの方向付けとして、
低学年の子供たちに見合った内容だと思います。
親父満足度 7/10
母親満足度 未読→8/10
小学生満足度 7/10
保育園児満足度 未読→小学生満足度9/10
※あくまでも我が家での調査結果です(^_^)