「おこだでませんように」を絵本棚からひとつかみ!
「おこだでませんように」を絵本棚からひとつかみ!
今回は親が「はっ」とする絵本を1冊。
「おこだでませんように」は「怒られません様に」。
七夕の短冊にそんな願いを書くようになってしまった
男の子の心情は・・・。
きのうもおこられたし
きょうもおこられてる
きっとあしたもおこられるやろ・・・。
入学式の時は大きな声をほめられたのに、いつのまにか
「もう少し静かに・・・」など、「ええ子にしなさい」
というのは「親や周りの大人にとって都合のいい子」を
押し付けているだけということを改めて思い知らされる内容でした。
くすのき しげのり・作 石井 聖岳・絵 / 小学館
定価:1,500円+消費税
まとめ:「いい子」と「都合のいい子」の違いを深~く
考え直すきっかけとなる良い「本」です。
ただ、お子様向けというよりは大人向けの
内容ですので「絵本」として子供が食いついてくる
ものではないと思います。
親父満足度 9/10
母親満足度 9/10(内容は良いが値段が高いかも)
小学生満足度 7/10
保育園児満足度 6/10
※評価はfacebookページ「絵本棚からひとつかみ!」初掲載時のものです