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カラー変更について(塗装色の変更)Color
□標準塗装について
■標準塗装:OSMOフロアクリアー塗装
亜麻仁油とウッドワックスのハイブリッド仕様。
ゼロホルムアルデヒドで溶剤を用いない完全自然塗料ながらも防汚・撥水性能を併せ持つ高機能塗装です。
安価なオイル仕上げと異なり「食べこぼしや輪染みの跡が残らない」「自然塗料仕上げとしては比較的メンテナンスが楽」といった点がおすすめの仕様です。
D-wood!では更なるメンテナンスの簡易さと「持ち」の良さを考慮して、ノーマルクリアーなどの汎用家具グレードよりもいっそう耐久性の高いフロアクリアーを標準仕様とさせて頂いております。
■長所
- 有機溶剤を用いないので、施工・作品共に安全性を確保(OSMOはドイツ食品衛生基準対応)
- 自然な手触りで木の風合いを損ねない(ウレタン加工などの様にプラスチックの手触りにならない)
- 浸透性のため、木の伸縮に伴う「ひび割れ・剥離」が生じない(ペンキの様にボロボロにならない)
- メンテナンスが容易(軽い汚れは水拭き・専用クリーナーワックスも市販)
- 頑固な汚れもメラミンスポンジなどを用いることで落とし易い
- 一般的なオイル・ワックス仕上げと異なり、「輪染み(コップの跡など)」が残らない
- 経年変化での「あめ色化」が美しく、ご使用に伴って表情の変化を楽しめる
■短所
- 単なる亜麻仁油や蜜蝋仕上げと比べて高価
- ウレタンやメラミン加工の様な表面コートとしての硬度は無く、それらと比較して小傷が付きやすい
(木の触感・ぬくもりとトレードオフ) - 使用箇所によっては年1回程度のメンテナンスを推奨
(テーブルトップなど・該当商品にはメンテナンス材を付属) - 経年変化を「劣化」と捉える人にはクリアー塗装は向かない(有色塗装がおすすめです)
□カラー変更について
カラー塗装(着色仕上げ)につきましてはOSMOウッドワックスのラインナップ内での変更に対応しております。
基本性能や特徴はフロアクリアーのそれと同等ですが、経年変化の生じ方が異なります。
※ショッピングカートのドロップダウンリストにございます「ファンシー氷河」と「オパーク氷河」はそれぞれ「ファンシーアイス」と「オパークアイス」に名称が変わります(同じ色とお考え下さい)
※「アンチックパイン」のメーカー廃番に伴い工房調色の代替カラーに変更となりました(新品時は同色ですが経年変化後の色味は本来のメーカー品と異なる場合がございます。同色にてリピート購入のお客様におかれましてはご了承下さいませ・・・初回ご注文の場合には問題ございません)。
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※モニターや端末によって色味が異なることがございます
1.ヨーロピアンパイン淡色比較
2.ラジアタパイン淡色比較
3.ヨーロピアンパイン濃色比較
4.ラジアタパイン濃色比較
5.ラジアタパイン濃淡比較
6.両樹種での近似色比較
7.両樹種での濃淡比較
8.無塗装を含めた淡色比較
- 写真掲載のカラー以外からもお選び頂けます(OSMOウッドワックスのラインナップ内)
- オパーク塗装以外は「拭き取り仕上げ」となります→半透明で木目の見える仕様
- オパーク塗装は「塗り潰し」ですが、薄らと木目やフシがご確認頂ける程度の色濃度になります
※特注で塗りつぶし感の少ない「1回塗り」も施工可能です - 両樹種でのオパークカラーには殆ど色味に差異がございません
- オパークカラーをふき取り仕上げにしたものがファンシーカラーです
- 標準塗装以外の有色塗装は下記のオプション料金が必要になります
- どの塗装でも経年変化は生じます(濃色と比較して淡い色では飴色化が目立ち易くなります)
- 無塗装の場合、塗装品との区別のため無償保証期間が半減致します
- オパークレッドやオパークブルーなどの濃色塗装では壁などにぶつけた場合に、より色移りが生じ得ます
- 標準のフロアクリアーは「艶消し」となります(ツルツルではなくサラッとした手触り)
- オパークカラーにおいて木口(木の繊維を断ち切る断面)は他の面より色濃度が薄くなります(浸透性オイルであり、皮膜を形成するペンキとは異なった仕上がりです)。
パイン材はある程度油分がございますので更に重ねて塗装をしても小口の色濃度・発色は変わりません(油分のない材料は長持ちしません)。
天板の両端や絵本立ての斜めカット部分、縦仕切り板(小)の上部や「あられ組み」の断面などがこれに相当します。 - フロアホワイトはサンプルとしてはフロアクリアーとの違いが判りにくいのですが、作品全体として見ると1トーン明るめの白木仕上げになります
- 新色追加しました(2019年10月~)
フロアホワイト(標準のフロアクリアーよりも明るい白木仕上げ)
チーク:ウォールナット(こげ茶)よりも茶色味が強め
シルク:ホワイトよりもわずかにアイボリーがかった色
アイス:従来の氷河色からの名称変更(オリジナル調色)
オパークとファンシーに対応
シルクグレー:落ち着いた薄めの灰色
グラナイトグレー:黒味の強い濃いめの灰色
イエロー:オパークとファンシーに対応した黄色 - 廃盤となった色(2019年10月~)
ブラウン(オパーク):メーカー廃盤・代替無し
トルコグリーン(ファンシー):メーカー廃盤・代替無し
氷河色(オパーク・ファンシー):メーカー廃盤・代替有り
アンチックパイン:2020年4月よりメーカー廃番・代替準備中
※氷河色は人気色のため工房オリジナル調色のアイスカラーにて代替
(従来の氷河色とほぼ同じ色味です)
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□カラー変更価格(オプション価格)
ショッピングカートからご注文を頂くことが可能な商品及び作品例では、カート上のドロップダウンリストでご希望のカラーをご選択頂くことで下記のオプション料金が加算されます。
カラー変更内容 | オプション価格 |
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OSMOウッドワックス 半透明有色塗装(拭き取り仕上げ)※ファンシーカラーを含む |
1,100円 ~3,300円 |
ウッドワックス一覧 http://osmo-edel.jp/osmo_color/osmocolorwoodwax/ | |
OSMOウッドワックス オパークカラー(塗り潰し仕上げ)※オパークの名称が付く塗装 |
2,200円 ~5,500円 |
オパークカラー一覧 http://osmo-edel.jp/osmocolor_lineup/osmocolorwoodwaxopaque/ | |
※サイズや塗装面積の他、塗装難易度などによってオプション価格が異なります ※その他、小物用の変更オプションとして440円~660円(半透明)と880円~1,100円(オパーク)がございます |
- 商品ページや作品例の掲載ページにて該当する変更区分(主に塗装面積別)を掲載しております
- ショッピングカート上ではご希望カラーをご選択頂くことで上記の金額が加算されます
- 同一カラーで複数個の変更を行う場合、構成によっては割引が可能となります(工房からの受注確認メールで訂正済みの金額をお知らせさせて頂きます)
- 半透明の有色塗装とオパーク塗装では研磨回数や塗装回数・塗装及び乾燥工程による制作工程の複雑化などに起因する価格差がございます
- 部材が変わる位置での塗り分けも可能です(お問い合わせ下さい)
- 塗装完了後の他色での上塗りは出来ません。
- 分解が出来ない構造の商品については、再研磨→再塗装(他色)といった色の変更は出来ません。
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□カラーの選択に困ったら・・・
手作り品であるがゆえに塗装などの自由度が高く、初めてご検討を頂くお客様には色の決定が難しい面もございます。
お好みの雰囲気に合わせたおすすめの塗装色を紹介させて頂きますので、ご検討の際にご活用・ご参照下さい。
■パイン材特有のナチュラル感や白木の明るい雰囲気がお好きな方
標準塗装であるフロアクリアーがおすすめになりますが、経年変化(主に日焼けが主要因)による飴色化を好まれない場合にはファンシーホワイトやバーチなどが(フロアクリアーと比べて)経年変化が少なめでおすすめです。
- 無塗装のパイン材に近い色は「フロアホワイト」で、生成りっぽく自然な白木の雰囲気に仕上がります
- ファンシーホワイトは「半透明の白」で「フロアホワイト」よりも人工的な白に仕上がります
- 「バーチ」は「フロアホワイト」よりも着色感が強めです
■落ち着きのある温かい色味がお好みの方
アンチックパインやパイン、チェリーなどがおすすめの色です。経年変化も淡い色よりは少ないですが、少し深みのある色味に変化していきます。
モノトーンのお部屋以外であればオールマイティに溶け込むことのできる色です。
■重厚な雰囲気や和風の色使いがお好みの方
マホガニーやウォールナット、チークやエボニーなどがおすすめの色になります。経年変化は目立ちにくいですが、こちらも深みが増す方向に変化致します。重厚な洋室だけでなく和室にもよく似合う色です。
■ポップで可愛らしい色使いがお好みの方
オパークホワイトやファンシーホワイトなどの定番色を始め、オパークアイスやファンシーアイス、レッドやブルー系などの家具としては珍しい色使いもおすすめです。
複数の色を組み合わせて(塗り分けて)着色させて頂くことも可能で、より可愛らしい表現にもつながります。